家庭向け修理サービスを提供する英国のHomeServe plcが、日本市場への参入に向け三菱商事との合弁会社の設立を正式に決定したことを、大変喜んでおります。イントラリンクの東京チームは、日本市場におけるこのビジネスの将来性および参入方法について広範な調査を実施し、HomeServe社を支援してきました。
HomeServe社は、住宅設備の修理サービスをグローバルに展開する企業です。ロンドン証券取引所に上場しており、時価総額は32億ポンドに上ります。修理業者の手配や技術の提供を通して、より安全で快適な暮らしをサポートします。新しい合弁会社のHomeServe Japan Corporationは、HomeServe社と三菱商事が50:50の比率で所有し、電気、配管、ガス、暖房、換気、空調設備を対象とした緊急の修理サービスを日本国内で提供する予定です。
HomeServe社が日本市場への参入を決めたのは、日本が世帯数5300万を抱える世界第3位の経済大国であることに加え、近年のガス、電力、水市場の自由化により、HomeServe社のホームアシスタンスモデルが受け入れられる環境が整っていると判断したためです。
この合弁会社は、HomeServe社のグローバル・パートナーシップ・アプローチの一部です。ユーティリティ企業はHomeServe Japan Corporationと契約することで、顧客との信頼関係をより強固なものにし、規制改定や新規参入業者、顧客からの高まる期待、急速に発展する技術といった、これまでに経験したことのない課題を克服することができます。
合弁会社の会長に就任するJonathan King氏は次のように述べます。「私たちは日本でのビジネスに大いに期待しています。三菱商事という最高のパートナーがおり、さらにイントラリンクの精力的なサポートにより、日本の市場や顧客、新しいビジネスチャンスについて明確に把握することができました」
HomeServe社と三菱商事によるこのビジネスの日本における成功を心より願っています。
日本、中国、韓国の各市場における事業機会の評価にご興味をお持ちの方は、イントラリンクに是非お問い合わせください。