先日、ドイツ・ハノーバーで開催された「Hannover Messe 2026」に参加してきました。
今年の展示会では、特に以下の領域において欧州企業の強い関心と実装フェーズへの移行が印象的でした:
産業領域におけるAI活用の高度化(特に“Physical AI”の進展)
エネルギー転換(Energy Transition)に向けた具体的なソリューション
サプライチェーンのレジリエンス強化とデジタル化
スタートアップとの協業を前提としたオープンイノベーション
中でも注目されたのが、“Physical AI”の実用化です。
これは、ソフトウェア上の分析にとどまらず、ロボティクスや製造装置、物流システムといった「現実世界の動き」とAIを直接統合するアプローチを指します。
工場の自律運用、ロボットによる柔軟な生産対応、リアルタイムでの設備最適化など、これまでPoCにとどまっていた領域が、明確に商用導入フェーズへと移行している点が非常に印象的でした。
また、日本企業にとっての示唆としては、以下の3点が重要だと感じています:
PoC止まりではなく、「現場実装」および「スケール」を前提とした投資判断への転換
単独開発ではなく、スタートアップや外部パートナーとの協業を前提とした開発モデルの構築
欧州市場を“技術探索の場”ではなく、“事業化の場”として捉える視点
単なるコンセプト提示ではなく、「いかにスケールさせるか」「いかに既存事業へ統合するか」という議論が中心となっており、欧州市場の成熟度を改めて実感しました。
イントラリンクとしても、日本企業の皆様がこうしたグローバルな変化を機会に変えるための支援ニーズを強く感じています。特に、欧州スタートアップとの連携や市場参入に関しては、より具体的なプロジェクトのご相談が増えてきています。
現地で得た知見やネットワークを活かし、今後も日欧間のビジネス創出に貢献していきます。
ご関心のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。