英国は、欧州有数のスタートアップ・エコシステムと研究基盤を持つイノベーション拠点として、AIやディープテック領域を中心にグローバル企業や投資家の関心を今まで以上に集めるとともに、日本企業にとっても欧州市場への重要なゲートウェイとして位置付けられています。
イントラリンクは、2026年2月18日(大阪)および19日(東京)に、英国政府関係者および英国法律を専門とする法律事務所3CS Corporate Solicitorsと共催で、 「日系企業のための英国進出・事業拡大セミナー」を開催しました。本セミナーで解説された、英国の投資環境や日英ビジネス関係の最新動向、さらに日本企業が英国市場へ進出する際の具体的な事業戦略や実務上のポイントについて、以下よりご覧いただけます。
まず、英国大使館のロビン・ウォーカー氏、ならびに在大阪英国総領事館のマイケル・ブライス氏からは、日英関係の最新動向と英国の投資環境について紹介が行われました。
英国は世界トップクラスの大学や研究機関を背景に、欧州最大級のスタートアップ・エコシステムを形成しており、AIや先端技術分野での成長が期待されています。
英国政府は、日本企業にとって英国が欧州市場への重要な拠点であるとともに、同政府としても、引き続き日本企業の投資や現地での事業展開を積極的に支援していく姿勢を示しました。
次に、イントラリンク東京オフィスの事業開発ディレクター森ポールが、日本企業の海外展開における基本的な考え方と、英国市場におけるビジネス機会について解説しました。
講演ではまず、海外進出の本質について、「自社が持つ価値を、その価値を求める市場へ届けること」であり、国内ビジネスと基本構造は変わらないと指摘。そのうえで、文化や市場環境の違いを理解しながら、自社の強みと現地のニーズを適切にマッチさせることの重要性を強調しました。
また、英国進出の具体的な手法として以下のような多様な選択肢が紹介されました。
実際の事例として、日本企業による英国企業の買収や、英国企業との共同事業などが紹介され、日本企業が英国市場で事業を拡大する動きが近年活発化していることが示されました。
さらに、英国が欧州最大級のスタートアップ投資市場である点にも触れ、資金・人材・研究機関が集積する英国は、オープンイノベーションやディープテック連携の拠点としても大きな可能性を持つ市場であると説明しました。
最後に、海外展開を成功させるためのポイントとして以下の3点を挙げた上で、「英国は日本企業にとって信頼関係が築かれている市場であり、欧州展開の拠点として大きなポテンシャルを持つ」と述べ、日本企業が持つ技術やサービスが英国市場でも十分に競争力を発揮できるとの見方を示しました。
英国の法律事務所 3CS Corporate Solicitors からは、英国進出時に検討すべき法務面のポイントについて解説が行われました。
M&Aや出資、代理店契約、現地法人設立など、英国進出の主要なスキームを整理するとともに、英国特有の規制や雇用制度、ビザ制度などについて実務的な視点から紹介されました。
本セミナーでは、日本企業が英国市場へ進出・事業拡大する際の実務的な視点が共有されました。英国は研究機関、スタートアップ、投資資金が集積する欧州有数のイノベーション拠点であり、日本企業にとっても新たなビジネス機会が広がる市場です。
特に以下の点が、日本企業にとって英国市場の重要なポイントとして挙げられます。
上記を理由に英国市場での事業拡大・新規事業開発に取り組む場合でも、同市場と既存製品との相性を正しく理解し、どのようなローカライゼーション戦略をとっていくかの決断が重要となります。しかし、規制や価値観の違い、さらに現地ならびにスタートアップ特有のビジネス習慣など、実際の進出に向けては多くの課題に直面しがちです。
イントラリンクは、英国に10名以上の日英バイリンガルチームを配置し、市場参入戦略の策定からパートナー探索、M&Aや投資先の特定、新規事業開発、現地ネットワーク構築まで、日本企業の英国および欧州市場への事業展開にハンズオン型の実践的な支援を提供しています。
英国市場への進出や、欧州企業とのイノベーション連携をご検討の企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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