ニュース

中性原子方式の量子コンピュータを開発する仏Pasqal、 日本市場で協業先開拓を加速

作成者: Intralink|May 13, 2026 5:57:11 AM

イントラリンクは現在、フランスの量子コンピューティング企業Pasqal(パスカル)社の日本市場展開を支援しております。

Pasqalは、中性原子方式の量子コンピュータを開発する企業であり、これまでに Saudi Aramco をはじめとする顧客や研究機関へのシステム導入実績を有しています。また、クラウド経由で量子計算リソースへアクセスできる QCaaS(Quantum Computing as a Service)も提供しています。

Pasqalは、2028年までにアナログ型および初期フォールトトレラント型の中性原子量子コンピューティング能力の実現を目指し、より高度なシミュレーションや最適化計算など、産業応用のさらなる拡大が期待されています。すでに欧州を中心に、研究機関や産業企業との連携実績も有しています。

Pasqalが提供するソリューション

 
  • 中性原子方式によるフルスタック量子コンピュータ
    中性原子方式を用いた量子コンピューティング基盤をハードウェアからソフトウェアまで一貫して提供。
  • クラウド経由での量子計算リソース
    QCaaSとして、クラウド経由で量子計算環境へのアクセスを提供。用途や利用者に応じた柔軟な利用が可能。
  • ユースケース開発および導入支援
    量子コンピューティングの実装に向け、シミュレーションや最適化などの具体的な活用テーマに応じた支援を提供。

 

産業応用を見据えた量子技術導入の進展

量子コンピューティング分野では、産業応用を見据えた実用的なソリューションに対する関心が高まっています。特に、従来計算では負荷の大きい最適化問題や高度なシミュレーションを扱う企業・研究機関において、量子技術の導入可能性を早期に見極める動きが進んでいます。

こうした中、Pasqalの中性原子方式は、柔軟なアーキテクチャと将来的な拡張性を背景に、研究用途のみならず産業用途においても注目を集めています。クラウド経由での利用が可能であることから、初期段階の評価やユースケース検討にも取り組みやすい環境が整っています。

 

想定されるユースケース

  • 製造業・素材産業 複雑なシミュレーションや組合せ最適化を通じた研究開発・生産計画の高度化。
  • エネルギー 大規模な最適化計算を活用した需給調整、設備運用、ネットワーク設計の高度化。
  • 物流・サプライチェーン 配送計画、在庫配置、ルート最適化などの計算負荷の高い課題への適用可能性。
  • アカデミア・研究機関 量子アルゴリズムや新規ユースケースの検証、量子計算環境へのアクセス手段としての活用。

Pasqalが連携を希望する日本企業の例

  • 製造業・素材企業 シミュレーションや最適化計算の高度化に関心を有する研究開発部門、事業開発部門。
  • エネルギー・インフラ企業 複雑な運用最適化や将来的な量子活用を検討する技術部門・企画部門。
  • 物流・輸送関連企業 大規模最適化の活用可能性を検討するDX部門、研究開発部門。
  • 大学・研究機関 量子コンピューティングの研究利用や共同検討に関心を有する研究者・研究室。

イントラリンクは、日本企業基準に沿った情報提供や面談調整を通じて、Pasqalとの初期的な情報交換や協業検討を支援いたします。

 

資料・技術情報をご希望の方へ

Pasqalにご関心をお持ちの企業様は、以下のフォームよりお問い合わせください。
Pasqalの最新動向のご紹介に加え、貴社における活用可能性やご関心領域について、情報交換のお時間を頂戴できれば幸いです。