当社は、NTTデータ主催のもと成功裏に終わったロンドンの「オープンイノベーション」コンテストに協力させていただいたことを非常に光栄に思います。同コンテストではイギリスのビッグデータ工学企業GeoSpock(ジオスポック)が、最終選考で他の革新的な創業企業8社を破って、3月に東京で開催されるグランドフィナーレへの出場権を獲得しました。
大手企業がベンチャー企業と連携するオープンイノベーションを望む機運が日本で高まっており、このコンテストにもその流れが反映されています。この動きは日本企業のみならず、欧米企業にも大きなチャンスとなっています。
今回のロンドンで9回目となるNTTデータ主催のオープンイノベーションコンテストは、東京をはじめロンドン、サンパウロ、ケープタウン、メキシコシティなど世界20の地域で開催され、200社近くのベンチャー企業が参加しました。グランドフィナーレでは日本の大手テクノロジー企業であるNTTデータとの共同ビジネスを行う機会の獲得をめざして、各地域の優勝者が競い合います。
NTTデータによる同コンテストでは毎年、ヘルスケア、金融、オートモティブなど7部門で募集され、応募企業は、2015年に国連で採択された17の持続可能な開発目標(SDGs)に取り組みつつ新たな共同ビジネスを推進する先駆的ビジネスのアイデアを提案します。
各地のコンテストでは、現地パートナー企業の協力のもと審査が行われ、もっとも優れたイノベーションを紹介した企業を選定します。今年のロンドンのコンテストは、Innovate Finance(イノベート・ファイナンス)と当社がサポートし、また光栄にもエスポー(フィンランド)、パリ(フランス)、ケープタウン(南アフリカ)で開催されたイベントの企画にも協力させていただきました。
ケンブリッジを拠点とする今回優勝のジオスポックを心から祝福いたします。
来月東京で開催されるグランドフィナーレでの幸運を祈っています。