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経済産業省『オープンイノベーション白書 第二版』に見るポイント

2018年6月に発表された経済産業省の『オープンイノベーション白書 第二版』では、日本企業のオープンイノベーションに対する国からの提言がなされています。これまでの自前主義では、新たな顧客の価値を生み出す製品・技術開発は困難な状況になっており、世界中に広がるリソースを活用するオープンイノベーションを、企業にとって必須の戦略と位置づけています。 レポートでは、欧米企業と比較すると、日本企業のオープンイノベーション活動の実施率はまだまだ低く、パートナーとしてスタートアップ企業を選ぶ比率が極めて少ないことが報告されています。また、オープンイノベーションの目的が、研究開発目的から新事業創出のためのものへとシフトし、社内リソースだけでは発想できなかったアイデアの実現が、成果として出始めているとしています。 オープンイノベーションの創出方法が、インバウンドだけではなくアウトバウンドや連携型へと成熟している点にも言及。欧州でのオープンイノベーションが、1対1の外部連携による「OI1.0」から、複数の関係先が相互に連携する「OI2.0」へ進化しているトレンドが紹介されています。 オープンイノベーションの成功要因としては、最適な連携先を見つけることを最大要因として挙げ、外部ネットワーク・コミュニティの形成と、外部仲介業者の活用が重要であると指摘しています。一方、阻害要因としては、情報漏洩リスクが挙げられています。 イギリスに本社を置く弊社Intralinkは、欧州における30年に及ぶ実績から、数多くのスタートアップやVCなどと幅広いネットワークを築いています。750を超えるプロジェクト経験で、様々な事業領域に対して幅広く深い知識を蓄積。日本語堪能なスタッフも多く働いており、クライアントのヒアリングからスタートアップや企業を選定、綿密な調査を行い、電話会議や現地面談でサポート。徹底した機密保持体制で、日本企業クライアントと継続的かつ密接な連携を行っています。 テクノロジースカウティングなどのオープンイノベーションに関わるお手伝いや、関係を持つスタートアップやアクセラレーター、インキュベーターの無料紹介も可能です。欧州におけるオープンイノベーションにご興味がお有りでしたら、弊社Intralinkまでお気軽にご相談ください。

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