この度、イントラリンクは今後の事業拡大に向け、Mobeus Equity Partnersから1,960万ポンド(約34億円)の出資を受けたことをお知らせいたします。これにより、Mobeusは、弊社の少数株主となりました。
Mobeusは、英国にて20年にわたり、高い成長が見込まれる国内の中小企業(SMEs)への資金提供を行ってきた経験豊富な投資家として知られています。 今回の出資を行った理由について、Mobeusは、イントラリンクが30年以上注力してきた欧米テック企業のアジア市場進出支援に加え、アジア大手企業を対象としたイノベーション事業、さらに政府機関向けの貿易支援というユニークなビジネスモデルに感銘を受けたと述べています。また弊社の事業成長性は、過去3年間の堅調な財務実績でも証明されています。 イントラリンクはこの調達資金により、既存サービスの更なる発展に加え、アジアをはじめとする新たな市場への参入を目指すことができるようになります。また、ビジネスの急速な拡大を支援・実現してきたMobeusの専門知識から多大な恩恵を受けることができると期待しています。
なお、弊社最高経営責任者(CEO)のグレゴリー・サッチを含むチームメンバーは既存職務を継続する一方、33年以上にわたり指揮を執ってきた創業者兼会長のジェームズ・ローソン、ならびに非常勤取締役のサイモン・ブラッグは退任を発表しました。
本件につき、Mobeusのパートナーであるクリス・プライスは、「アジア市場へのアクセスが、世界中で展開する多くの高成長ハイテクビジネスの戦略の根幹となる中、イントラリンクは複雑な国際取引を促進しています。国境を越えたイノベーションに関心を持つ大手企業、そしてベンチャーキャピタルやプライベートエクイティの支援を受けるテック企業は、グローバルな連携を目指す上で、その溝を埋める手段として、イントラリンクのサポートを考慮すべきです」と述べています。 その上で、「今回の投資により、イントラリンクはさらに多くの企業に対して、国際的な目標達成を実現するためのサポートを提供できるようになります。」と弊社の今後の事業拡大に期待を寄せています。
また弊社CEOのグレゴリー・サッチも、以下の通りコメントしています。 「今回の投資は、私たちのビジネスにとって重要な節目となるものです。とはいえ、弊社の事業内容や理念など、日常業務の中での変化はほとんどないでしょう。しかし、私たちはより幅広い方法で、そしてより多くの市場で、クライアントをサポートすることができるようになります。 弊社事業に対するMobeusの熱意は当初から明らかでした。彼らの投資は私たちの成長を加速させるとともに、国境を越えた商業的協力を通じて、より豊かで、持続可能な社会を創造するという私たちのビジョンの実現につながるでしょう。 そして、本件がクライアント、従業員、株主にもたらす長期的なチャンスに期待しています。私は、Mobeusが提携したいと思うようなビジネスを構築できたことを非常に誇りに思います。この場を借りて、創業者兼前会長のジェームズ・ローソンをはじめとするすべてのステークホルダーに感謝します。」
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