日本大手企業のグローバル新規事業開発
国境を越えた連携、海外新規市場への参入、イノベーションへの投資、新たな事業創出を通じた確実な成長を促進します。

日本大手企業のグローバル事業開発、新規市場参画、イノベーション、投資戦略を策定・実行を通じて、長期的に成功するための持続可能な事業の成長と創出を支援します。
昨今、日本大手企業の海外市場へのエンゲージメントの形には大きな変化が訪れています。以前は、最新技術の発掘をベースとしたイノベーション創出の目的地として海外エコシステムを活用するケースが目立っていたものの、近年は縮小する国内市場からの脱却と売上拡大に向けた新たな収入源の確保を目指し、海外における新規事業開発の機会を模索する企業が増えています。
しかし、どのような形であれ、実際に形として見える結果・成果創出には、激しさを増す市場競争やビジネス・消費者文化の違いなど、明確ながらも解決が難しい数々の課題がその道のりをさらに困難なものにしているのも事実です。
イントラリンクは、1990年の設立以来、日海外事業開発・イノベーションを専門としたコンサルティング会社として、日本企業のビジネス変革に貢献してきました。その経験と、世界25拠点以上に広がるグローバル・ネットワークをベースに、欧米、アジア各地に拠点を置く弊社のマルチリンガルチームが、具体的な成果をもたらし、持続的な成長を実現するハンズオン型の支援を提供します。
Services
日本大手企業の事業変革に向けた海外市場での活動を、さまざまな形でサポートいたします。
海外市場調査・戦略策定
最新の市場動向、競合他社、サプライチェーン、規制環境など多岐にわたる調査・分析を実施。
デスクリサーチに加え、潜在顧客やパートナーなど現地ステークホルダーへの直接的なエンゲージメントを通じて、ターゲット市場の理解を深め、その先の戦略策定や新規事業創出のベースを構築するとともに、適切な市場とビジネスチャンスを見極めます。
イノベーション
最先端の技術やソリューションを持つ海外企業を特定し、協業機会の確保、PoCを管理、現地での実践的なサポートを通じて、イノベーションの創出を包括的に支援します。
海外事業創出・GTM
最適な参画市場の選定や潜在的な顧客・パートナーとの直接の製品・コンセプト需要検証を通じて、既存製品の新市場での販路開拓、既存市場向けの新製品開発、新規事業アイディアの⽴案など、事業開発活動のあらゆる側⾯を⽀援し、事業強化・売上拡大につなげます。
投資サポート
弊社が長年、海外エコシステムにおいて築いてきた直接的なパートナーシップであるイノベーションネットワークを活用し、海外企業への直接投資、独⾃のファンドの設⽴、LPポジションの獲得、CVCなど様々な投資方法の中から、戦略的な投資オプション・パートナーを特定します。
Innovation Network
投資家、アクセラレーター・インキュベーター、学術・研究機関など、30年以上にわたり海外エコシステムにて構築してきた独自ネットワーク。
このネットワークにより、日本からはアクセスの難しい開発レベルの最先端技術やシード企業の開拓だけでなく、各地域の現地エコシステムに関する専門的な知識にもアクセスすることが可能となり、クライアントにより適切な戦略や潜在顧客・提携先の提案を行うことで、日本大手企業と海外組織の確実なコラボレーションを実現します。
ベンチャーキャピタル&プライベートエクイティ
アクセラレーター






インキュベーター
政府組織
高等学術機関
Leadership

ヒュー・トマス
オックスフォード本社を拠点に、欧米・アジアにまたがる事業開発ならびにプロジェクト実行チームの代表として、CDSグループ全事業を統括。
以前は2015年までイントラリンク東京オフィスに勤務。半導体、自動車、産業、通信分野を中心に、日本市場へ進出する欧米テック企業向けに市場参入戦略を提供・実施するプロジェクト担当を務め、数々の実績を積み上げた後、同拠点代表取締役社長に就任。約5年間、日本における弊社事業を監督。
英国帰国後は、三洋半導体で営業・技術職を務めた期間も含め20年以上にわたる日本での勤務経験を活かし、現CDSグループの立ち上げにも携わり、長年弊社の日本企業を対象とした事業の展開に従事している。

青木(マイク)光政
シリコンバレーを拠点に、北米事業開発をリード。日米で20年にわたり、営業、事業開拓、国際ビジネスに従事してきた。
日本にて広告・専門商社での営業に従事したのち、2017年に渡米。その後、日本発IoTスタートアップの北米事業開発責任者、Deloitte Tohmatsu Venture Support(シリコンバレー拠点)でのオープンイノベーション支援を経て現職。製造、化学、ヘルスケア、メディア分野に加え、TMT、XR・メタバース、デジタルヘルス、サーキュラーエコノミー領域に精通。未来思考・シナリオプランニングによる戦略立案を強みとする。
米国テキサス州生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。ケンブリッジ大学ジャッジ・ビジネススクール「サーキュラーエコノミーおよびサステナビリティ戦略」プログラム修了。Future Today Strategy Group「Strategic Foresight Foundation」修了。

ジェームズ・フランシス
ロンドン事務所を拠点に欧州ならびに日本在の事業開発チームをリード。
英国のニューカッスル大学を卒業後に来日。日本語能力試験N2を取得後、2011年にイントラリンクに入社。東京事務所を拠点に自動車、電子ディスプレイ、生産装置など、様々な分野で海外スタートアップの日本市場進出を支援した。
その後、英国へ帰国。大手スタートアップへの転職を経て、2019年1月にイントラリンクに再入社。弊社イノベーション・ネットワークの拡大に携わった。

森 ポール
ロンドン·スクール·オブ·エコノミクスにて国際政治の修士号を取得後、イントラリンクに入社。通信、IT、ヘルスケアなどの分野で欧米テック企業の日本市場展開を担当。特に通信・IT領域においては数億円規模の商談を成立させている他、クライアントの収益拡大やパートナーシップの成立に幅広く貢献。
現在は国内での事業開発チームを統括しながら、日本企業の新規事業開発における調査やコンサルティング・プロジェクトに携わり、イノベーション促進や海外スタートアップとの協業などを支援している。日本語と英語の他、ノルウェー語も堪能。
今後も第一生命グループに必要不可欠なパートナーとして、実装に向けた支援への貢献にも期待をしています。
Case Studies
ピッチイベント
英国政府は2023年、英国スケールアップのAPAC進出支援ならびに同国テックセクターの強化を目的としたプログラム、「UK-APAC Tech Growth Programme」の実施パートナーにイントラリンクを任命。
英国テック企業とアジア大手企業の連携を促進するプログラムの一環として、弊社は英国ロンドンにて、在欧日本大手企業を対象に、英国企業が画期的なテクノロジーやソリューションをピッチするコンテスト形式のイベントを開催。今までに、Aioi R&D Lab – Oxford様、Dai-ichi Life Innovation Lab様、欧州住友商事様、ROHM様、清水建設様、TOTO様などが参加。各社が直面するチャレンジの解決や新規事業開発を目的に、優秀企業とのコラボレーションに向けた協議が進められている。
海外市場調査・戦略立案
ENEOSは、マイクログリッドに関する初期実装戦略を策定するため、グローバル市場及び最新トレンドの調査、既存プロジェクトの分析、協業候補企業の特定をイントラリンクに委託した。
イントラリンクは市場の魅力とさらなる成長機会の評価に焦点を当てた市場調査を実施。
マイクログリッドにおける主要プレーヤーの特定やバリューチェーンの分析とともに欧米の既存プロジェクト10件のケーススタディを分析することで、ENEOSが想定すべきベストプラクティスを提示した。
最終成果物として詳細なマイクログリッドの市場機会評価を提示し、主な成功クライテリアの概要とベストプラクティスアプリケーションに関する実践的な助言を提供した。
イノベーション創出
2019年から継続的に欧州でのイノベーション創出支援サポートを提供。
本プロジェクトでは新たな協業候補となるターゲット企業の選定から欧州訪問における面談設定、同行までをカバーした。
数年にわたる弊社とのプロジェクトにおいて特定されてきた数百社にのぼる企業に加え、弊社イノベーション・ネットワークを活用しながら、新たにTOTOの新規事業創出に適切な欧州企業をロングリストに選定した。
4日間に渡る欧州訪問では、ロンドン、オックスフォード、パリにおいて最終候補企業との面談を実施。議事録に加え、ターゲット企業とTOTOの事業との適性や今後のコラボレーションの可能性につきイントラリンクが導き出した結論と提案も含んだ最終レポートを提出した。