インドネシア
東南アジア最大の経済規模を誇るインドネシアは、過去数十年にわたり目覚ましい経済成長を遂げており、2024年現在、推定人口2億8,300万人にのぼる世界第4位の人口大国

名目GDPが約1.5兆ドルをに上回るインドネシアは、ASEAN内の経済生産高のほぼ半分を占めています。世界的に見ても、経済規模が16位、購買力平価(PPP)ベースでは8位にランクインしています。
インドネシアの人口は平均年齢が約30歳と、この若く成長する人口が活気ある消費市場を支えています。また急成長する中産階級と一人当たりの所得増加が相まって、現在インドネシアは世界で最も急速に成長する消費基盤の一つに位置づけられています。
主要産業には食品・飲料、輸送用機器・機械製造業を含む製造業、ニッケル、石炭、錫が豊富な鉱業や建設業、そしてデジタル化に支えられた急成長中の運輸・通信業が名を連ねると同時に、金融や不動産も、インドネシアの拡大する都市圏に支えられ、重要な役割を果たしています。
また同国政府は投資と競争力を強化するため、野心的な改革を推進しており、特に雇用創出に関する包括法や、EVバッテリーなどの付加価値輸出をターゲットとした下流産業政策が注目されています。加えて、インフラ整備が依然として基盤事業であり、ボルネオ島に建設中の新首都ヌサンタラなど大規模プロジェクトが進行中です。
商談先にふさわしい企業を的確に選定し、効果的にフォローアップしてくださった担当チームの勤勉さとプロ意識には大変感銘を受けました。
Leadership

メアリー・ヴェロニカ
カントリー・マネージャー
海外企業によるインドネシア市場開拓、事業開発、投資促進を支援している。これまでに、テクノロジー、ヘルスケア、エネルギー、アグリビジネス、インフラなどの分野において、パートナーシップ構築や成長機会の特定をサポートしてきた。
ジャカルタのクリスナドウィパヤナ大学で経済学の学士号を取得。